SUCCESS WOMAN NET
2009-04-02T12:05:44+09:00
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六本木ヒルズで開催中の「夢をかなえる大人の学校/サクセスウーマン講座」を仕掛けるイベントプロデューサーのフォトダイアリー。
Excite Blog
サクセスウーマン講座ⅡVol.16のお知らせ
http://musenetweb.exblog.jp/11235658/
2009-04-02T11:05:00+09:00
2009-04-02T12:05:44+09:00
2009-04-02T11:04:42+09:00
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サクセスウーマン講座
「夢への挑戦に手遅れはない!」をメインコンセプトに掲げ、“何かを始めたい”と思っている全ての女性にエールを贈る、トークショー形式のサロン講座です。
今回のゲストは、皆さまお待ちかねの「アンテプリマ 」のクリエイティブ・ディレクター荻野いづみさん!昨年ミラノコレクションにご招待いただいた際、ご出演をお約束して下さり、今回その夢が実現する運びとなりました。(その時の模様は、コチラの過去ログをどうぞ)
『人気ブランドのトップが語る 30代から輝く秘訣』。
「アンテプリマ」クリエイティブ・ディレクター荻野いづみ×サクセスウーマン講座プロデューサー次屋妙子トークショー
◆Method1:大人の女の決断力――カッコいい大人の女の条件とは
◆Method2:大人の女の美人力――キレイになるための10か条
◆Method3:大人の女の実現力――30代から夢をかなえるために
39歳で「アンテプリマ」を立ち上げられた荻野いづみさん。実は私自身も35歳でイベントの世界へ入り、30代は様々な挑戦の連続でした。当日は、そんな二人の大人の女の「決断力」「美人力」「実現力」などについてお話をさせていただきたいと思っております。専業主婦からスペシャリストへの知られざるシンデレラストーリーとは――。トークショー終了後は、荻野いづみさんを囲んでの交流会&お名刺交換会もあります。新緑の5月、美味しいスパークリングワインをお飲みいただきながら、素敵な大人の女性の代名詞、荻野いづみさんのスペシャルトークをお楽しみ下さい。
◆日時:2009年5月9日(土) 13:00~15:00
◆会場:六本木アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ森タワー40F)
◆料金:5000円(サロンお飲み物&お土産付き!)
◆協賛:アサヒビール株式会社
◆協力:株式会社デザインオフィスコウズ
◆企画制作:ミューズNETプランニング
◆サクセスウーマン講座のお申し込みはコチラから。
定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
◆ゲスト:荻野いづみ(「アンテプリマ」クリエイティブ・ディレクター)
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サクセスウーマン講座ⅡVol.15開催レポート
http://musenetweb.exblog.jp/8739586/
2008-04-27T02:44:00+09:00
2008-04-27T13:13:33+09:00
2008-04-27T02:44:56+09:00
musenet
サクセスウーマン講座
本番を迎えるまでに、何度となく川越にある澄翔さんのアトリエにも足を運び、膨大な量の取材をさせていただきました。今までお呼びしたゲストの中でも最年少だった澄翔さんですが、本当に多くのことを学ばせていただくことができました。
とにかく「努力の塊」のようなヒト。野球の1000本ノックならぬ、筆100本ノックが実在しようとは――本当に100本の筆を使い潰すほど厳しい練習を自身に課し、実力を積み上げて来た、まさに女版イチローのような女性です。私は毎回取材をさせていただくたびに、彼女のその類い希なる「プロ意識」にたたきのめされる思いがしました。自分にかける負荷がハンパじゃないのです。書と向き合っている時の彼女は近寄りがたいほどに美しく、心から書を愛してやまないのだと感じました。
澄翔さんは28歳の時に大失恋を経験。その直後、どうしても目に見える「カタチ」が欲しくて、誰かに認めてもらいたい一心で、大きな書道展に挑戦。「内閣総理大臣賞」を狙っての出展だったんだそう。しかし、そんな邪な気持ちで向き合った書が入選するはずもなく、あえなく落選。その後、しばらくの間は筆を取る気力も失ったそうですが、自分の中の「やっぱり書道が好き」という気持ちが、最終的に自分の背中を押してくれ、無事スランプから脱出できたんだそうです。
その後再び、大きな書道展にリトライした時の彼女のエピソードは壮絶で、話を伺うたびに鳥肌が立ちました。2メートル×6メートルの大作(蘇軾の三国志「赤壁の譜」)に挑んだ彼女は、600文字を一気に書き上げるという負荷を自身にかけることにしました。その際、紙も墨も筆も本番仕様の最高級のもので挑んだんだそうです。練習時から本番と同じ体制で臨まないと、書き心地(紙の滲み具合も、筆の墨の含み具合も)が全く違って来てしまうんだとか。勿体ないからといって、練習時に安い紙や筆などを使っていると、イザ本番という段階になって、練習成果を100%発揮することは不可能なんだそうです。「道」と付く世界に終わりはないと、彼女は言いました。毎日が本番。毎日が臨戦態勢。私は、彼女のその「本番をカラダに刻みつける」姿勢に、多くのことを学ばせていただく思いがしました。
更に、チャンスを確実に掴んでいくためには、借金をしてでも自分自身に「先行投資」ができるかどうか。その覚悟が決まっているかどうかが全てなんだそうです。実際彼女自身、スペイン公演の話が来た時も40万円の自腹を切らなくてはいけないことを知っても、何の迷いもなく自分の未来へ先行投資をすることを選びました。そして見事、その後のチャンスに繋げていったのです。
書道パフォーマンスはご存知の通り、大勢のギャラリーの前で書をしたためなくてはなりません。時に90×180もの大版の紙とも向き合わなければならず、予定していた文字数が入りきらなくなることもあるんだそうです。そんなピンチに遭遇した時、彼女は一体どのようにして窮地を凌いでいるのでしょうか。その質問に対して、彼女はこう応えてくれました。「集中力と冷静さ。瞬発力が問われる世界です。どんな状況に陥ったとしても、その心の動揺をプロとして絶対に顔に出さないことですね」と(笑)。当初頭の中で描いていた通りに事が運ばなかったとしても、数秒間で気持ちを切り替えること。そして、その場に於いて最善の状況を作り出して行くこと。そのためにも、普段の経験値、練習量、教養がモノを言うんだそうです。人生もまた然り。どれだけ中国の歴史を知っているかも大きなポイントだそうで、今は三国志に夢中なんだとか(ただし漫画で)(笑)。慌てず冷静に自分を立て直すということで言えば、宇宙飛行士にも似ているかも知れませんね。
さて……彼女の考える「サクセスウーマンの条件」とは――。
(1)気配りのできる人。人への配慮ができる人。
(2)明るい人。いつも笑顔の人。(笑顔の人の周りには多くの人が集まるから)
(3)言ったことをキチンと実行できる人。行動力が全て。
最後に「夢をかなえる5つの法則」は――。
(1)手帳になりたいことを書き記す
(2)憧れの人をスクラップする。
(憧れを憧れのままで終わらせない。実際に逢いに行く)
(3)名刺を作る。名刺を配る。やりたいことを宣言する。
(4)アンテナを張って、色々な物事を見る。
(5)やらざるを得ない環境、引っ込みがつかない状況に自分自身を追い込む。
今回のサクセスウーマン講座は、私にとって非常に意義のある大きな節目の回でした。ある側面から言えば、「卒業式」を迎えたような。本当に大勢の皆様の真心と応援に支えられ、無事に開催することができました。心より御礼申し上げます。
この場をお借りして、一人一人に感謝の言葉を捧げたいと思います。
まずは、澄翔さん。本当にありがとうございました。2月5日にお会いして以来、ものスゴイスピードでご出演いただくことが決まりましたね(笑)。ストーカーのような取材にも快く応じて下さって、心から感謝しています。本当に多くのことを学ばせていただきました。またこれをご縁に、何かでご一緒させていただけますように。お父様にもくれぐれもよろしくお伝え下さい。マネージャーの森さん。大変にお疲れさまでございました。大がかりな準備だったにも関わらず、快くご協力をいただき感謝申し上げます。山田さんにもくれぐれもよろしくお伝え下さい。そして、株式会社サリダ・アド太田みどり社長、いつもいつも太陽のように私のことを温かく包み込み、励まして下さって、本当にありがとうございます。これからも一人でも多くの「何かを始めたい女性達」を応援し、良質のキッカケをプレゼントできるようなイベントを企画して参ります。今後ともご指導下さいませ。サリダ・アドの役員の皆様、朝早くからお手伝いいただきまして、大変にありがとうございました。もはや皆様のご協力なしに開催することはできません。平野教務部長をはじめ、神谷さん、石野さん、矢田さん、藤本さん、斎藤さんに心からの御礼を申し上げます。特に石野さんには、素敵なフライヤー&ポスターのデザインをご担当いただきました。心より御礼申し上げます。アサヒビール株式会社の鹿子さん、日曜日にも関わらずご出向いただきまして、ありがとうございました。携帯もあってよかったですね(笑)。GW空けに一度ゆっくりご挨拶に伺います。インターンの学生の皆さんも本当にありがとう。今回の経験が、皆さんの就活の一助になれば幸いです。大人になるって、素敵なことですよ。ご活躍をお祈りしています。音響の小嶋さん。あなたは本当に、その場の空気を瞬時に読んで下さる天才ですね。今回のオペレーションも完璧でした。安心して仕事を任せられるというのはこういうことだとあらためて感謝の気持ちでいっぱいです。これからもよろしくお願いします。彩織さん、ずっと朝一番からカメラを回し続けて下さって、ありがとうございました。プロのテレビディレクターさんにずっと追いかけていただくという、何とも贅沢な経験をさせていただくことができました。感謝の言葉も見つかりません。彩織さんとの出逢いは(勝手に)必然だと思っています。今後、貴女とは良質のドキュメタリー番組も制作していきたいと思っています。また近々上映会を兼ねた作戦会議を立てましょうね(←単なる飲み会?)(笑)。gOさん、このたびは本当にありがとうございました。今回の色々な想いを一番理解してくれようとしていたのは、あなただったような気がします。今回、あなたが書き下ろしてくれた「kiTe」という曲は、まさに天空の教室に相応しい名曲でした。みんなの背中に翼を付けてくれてありがとう。私の背中にも小さな翼が生えました。飛び立ちたかったのは私なのかも知れません。あなたはやはり天才です。天才の音の詩人。これからますます活躍の舞台が広がって行くと思うけれど、一緒にそれぞれの「ソファ」に座れる日まで北極星への旅を続けましょう。また近々お食事でも。いつでも自転車で遊びにきて(笑)。canaさん、奈美さんもありがとう。陰で支えてくれる人達があってこその成功です。またゆっくり遊びに来てね。そして、ツギさん。当日は仕事を休んでまで手伝ってくれて、ありがとう。数ヶ月間、私の一部始終を支えてくれてありがとう。言葉にできないくらい感謝しています。これからはキチンと掃除もします(笑)。そして最後に、ちなぽん。いつもいつも一番傍にいてくれてありがとう。ある意味、今までで一番シンドイ回だったけれど、今回の経緯をすべてわかってくれていたのは他の誰でもない貴女です。どれだけ励ましていただいたことか!お腹の赤ちゃんと一緒に頑張ってくれたこと。私は一生忘れませんからね。どんな時も、どんな状況になっても「変わらず」に応援してくれている人の存在ほど、ありがたいものはありません。これからも一番の応援団長でいて下さいね。
アメブロでは、写真付きでイベントのレポートをさせていただいております。お時間のある方は、是非そちらの方にもお立ち寄り下さい。(って、この記事も十分長いってば)最後までお読み下さった奇特な方、大変にありがとうございました。]]>
サクセスウーマン講座ⅡVol.15のお知らせ
http://musenetweb.exblog.jp/8346715/
2008-02-29T23:24:00+09:00
2008-03-01T14:55:01+09:00
2008-02-29T23:24:14+09:00
musenet
サクセスウーマン講座
「夢への挑戦に手遅れはない」――サクセスウーマン講座は“何かを始めたい”女性たちを応援する、トークショー形式の自分磨き講座です。
今回のゲストは、いま様々なメディアで人気急上昇中の書道家・矢部澄翔さん。国内は元より、スペインやNY、中国などでも書道パフォーマンスを披露し、世界を舞台に活躍されている女性です。でも実は7年間のOL生活を経て、30歳でプロデビューを果たした遅咲き組の一人。そんな彼女が一体どのようにして無名の新人から「プロ」への道を切り開いて行ったのか――。30代から独立するための夢のかなえ方、ブログの活用術、仕事の幅の広げ方など、サクセスウーマン講座ならではの切り口で「新しい私の始め方」をインタビューさせていただきます。
トークショー終了後にはすっかりお馴染みとなった、美味しいお酒と共にお楽しみいただく、ゲストを囲んでのサロン交流会(お名刺交換会)もあります。もちろん、男性のお客様も大歓迎!皆様のご来場を心よりお待ちしています。
Salida presents サクセスウーマン講座Ⅱ Vol.15 トークショー
『OLから書道家へ――矢部澄翔が語る「新しい私の始め方」』
【書道家 矢部澄翔×プランニングプロデューサー次屋妙子】
◆7年間のOL生活:「好き」を仕事にする自分探し×自分磨き
◆独立準備期間:なりたい私になる自分プロデュース術
◆30歳からのプロデビュー:30代からのチャンスの引き寄せ方
◆日時:2008年4月20日(日) 13:00~15:00
◆会場:六本木アカデミーヒルズ40(六本木ヒルズ森タワー40F)
◆料金:5000円(サロンお飲み物&お土産付き!)
◆協賛:サリダ・アド株式会社 / ニッカシードル
◆企画制作:ミューズNETプランニング
◆サクセスウーマン講座のお申し込みはコチラから。
定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
◆ゲスト:矢部澄翔(書道家)
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凛として生きる
http://musenetweb.exblog.jp/8181121/
2008-02-08T00:15:00+09:00
2008-02-09T13:06:01+09:00
2008-02-08T00:15:58+09:00
musenet
Woman
「りん」という響きも好きだけど、この文字の併せ持つ意味がもっと好き。広辞苑には「容貌・態度・声などのりりしいさま。きりっとひきしまった威厳のあるさま」とあります。そのせいでしょうか。なぜかこの文字には昔から、日本女性独特の“覚悟”のようなものを感じて来たのです。
そう言えば最近観た映画の中で、とても印象的なシーンがありました。それは「品位というのは、自分への敬意のことを言うんだよ」という台詞が交わされている場面。まさに、心のど真ん中に届いた直球の言霊でした。少し次元が異なるかも知れませんが、「凛と生きる」ということも、この「自分への敬意を払う」ということに通じるのかも知れない。そう気づいた途端、珍しく凹みかけていた自分の心に、一筋の光が差し込んだように思えました。こうした“自分を立ち直らせる方法”を幾つか知っておくと、イザという時とても助かりますね。今回もまた映画に救われ、本を読むという「習慣」に救われました。さぁ!明日からまた毅然と顔を上げて、凛として生きて行こうっと。女は何度でもこうして生き直すことができるのですから。
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ハッピースイーツなヒト
http://musenetweb.exblog.jp/8114769/
2008-01-30T20:05:00+09:00
2008-01-31T02:15:32+09:00
2008-01-30T20:05:27+09:00
musenet
Life
バレンタインと言えば、高校時代にとても好きな男の子がいて、放課後ドキドキしながら手作りのチョコレートクッキーを渡した想い出があります。結局、片思いでしたけど(笑)。物心ついた頃から、なぜか好きになるのは決まって年下の男の子で、その人も私の一つ下でした。映画の「ペーパームーン」が好きだと言っていたっけ。卒業後は風の便りで、オーストラリアに移り住んだと聴いています。
一方、すっかり大人になった私が最近はまっている自分へのご褒美は、やっぱりチョコレート(笑)。今はカレ・ド・ショコラシリーズのナッツ&ベリーがお気に入りです。大好きなホワイトチョコレートの中に、3種類のナッツとラズベリーチップが閉じこめられているのですが、これが何とも贅沢な味わいのハッピースイーツ。私は仕事の合間に、ゴディバのフレーバーコーヒーと一緒にいただいていますが、シャンパンにも合いそうですよ。
ハッピースイーツなヒトと言えば、即座にカリスマパティシエの辻口博啓さんを連想しますが、先週の日曜日に放映された「ソロモン流」にもご出演されていましたね。ドキュメンタリー番組好き、職人好きの私にとって、一粒で二度美味しい贅沢な番組内容でしたが、辻口さんのお話を伺い、世界に通用する「一流のプロ」とは一体どいういう人のことをいうのか、あらためて学ばせていただくことができました。実は私はテレビを観る時でも、大学の講義のように必ずノートを取りながら観てしまう癖があるのですが、この日も何頁にも渡ってメモをしてしまいました。
「人のやらないことに挑みたい」――そう熱く語る辻口さんの視線の先には、常に「世界制覇」という高い目標が掲げられています。片時も休むことなく、進化し続ける辻口さんの活躍は、既にパティシェとしてのそれを遥かに超え、美術館の創設や雑誌の発刊、映画出演に至るまで実に多岐に渡っていました。つい先頃は、和菓子職人でいらしたという今は亡きお祖父様の夢を継ぎ、念願の和菓子店「和楽紅屋」も出店されたのだそう。常に「世界一」であることをご自身に課し、幾つものプロジェクトを同時進行させていくエネルギーにはただただ圧倒されるばかりでした。
「日本一」では飽きたらず、お菓子のワールドカップで「世界一」にと、29歳の時に挑んだクープドモンド世界大会では史上最年少で優勝。想像を絶する努力の末に勝ち取った栄冠は、不屈の人辻口博啓さんの頭上に輝いたのです。そんな辻口さんがパティシエを目指すきっかけになったのは小学生の時。ある日辻口さんが友人の家に遊びに行った時、そこで出されたショートケーキの余りの美味しさに思わずお皿までなめていると、友人の母親が「辻口くんの家には、こんな美味しいものはないでしょう?」と。その時の恥ずかしさと悔しさといったらなかったと、当時を述懐する辻口さんに私は涙が止まりませんでした。しかしながらそのことがきっかけとなって、辻口さんをケーキ職人へと駆り立て、世界一のパティシェを志させたのです。もしかしたら、夢に繋がっているコンセントはそこいら中に転がっていて、ソケットが差し込まれるのを待っているのかも知れませんね。
辻口さんはご自身のブログの中でも、こう綴られています。「一つ一つ結果を出して行かなければ、次の仕事は来ません。それがプロの仕事だからです」と。
常に「世界制覇」を志し、進化し続けるパティシエ辻口博啓さん。ジャンルはもちろん違いますが、私にとってまた一人、北極星のような存在の方ができました。誰かをハッピーにしたいと願う心は、辻口さんにも負けない自信がありますからね(笑)。――週末は久しぶりに、「ペーパームーン」のDVDでも借りて来ようかな。]]>
海の向こうで暮らしてみれば
http://musenetweb.exblog.jp/8094201/
2008-01-28T04:16:00+09:00
2008-01-28T17:21:09+09:00
2008-01-28T04:16:58+09:00
musenet
Work
小さい頃から偉人伝を読むのが大好きだった私は、一時期真剣にジャーナリストを目指していたほど「人間」が好きで、未だに「ドキュメンタリー番組」や「インタビュー記事」には目がありません。特にテレビ番組の中でも「ソロモン流」や「プロフェッショナル」、「情熱大陸」や「トップランナー」などがお気に入りで、インタビューの構成などを勉強するにはもってこいの教材です。頑張っている人達の話を聴くことほど、自分を奮い立たせてくれるものはありません。
実は昨年の春、5本のドキュメンタリー番組を企画制作させていただく機会に恵まれました。普段、何かを始めたい女性たちを応援するというコンセプトで、トークイベントを中心に一期一会の世界をプロデュースしている私にとって、残るものを作るという映像の世界は、余りにも特別な領域です。特に番組制作は長年の大きな夢でもあったので、実際に携わらせていただいた時は「この仕事こそ、私の天職かも知れない!」と、カラダ中が震えたことを今でも覚えています。命とひき替えにしても惜しくないもの=使命を、ずっと探し続けていましたからね。
ですからそういった意味でも、番組制作のお仕事は、何万という膨大な数のジグソーパズルのピースが、ピタっとはまった瞬間でもあったのかも知れません。
実はこの夢には、私自身の大切な「原点」がありました。それは――。
「海の向こうでくらしてみれば」――。
1995年10月 ~96年5月までの約7ヶ月間、毎週日曜日の午前中に放映されていたTBS系のドキュメンタリー番組です。もう10年以上も前の番組だというのに、未だに私の中では不動の一位に輝いている大好きな番組でした。
当時、慣れない異国の地で必死に頑張っている女性達の姿を追いかけたこの番組はとても新鮮で、日曜日の朝、何より一番の心のビタミン補給でした。何より、「よ~し!私も負けてなんかいられない。今週一週間、がんばろうっと!」って素直にそう思える、心のガソリンスタンドのような番組でもあったのです。企画も構成も本当に素晴らしく、あの番組に感化を受けていた女性も多かったのではないでしょうか。番組のオープニングで流れるジョン・レノンの「WOMAN」を聴くと、毎回パブロフの犬のように鳥肌が立ったものです(笑)。それは、歳月を経た今でも!(笑)ですから、放映期間が終わってしまった後のあの虚無感と言ったらありませんでしたね。いつか再放送をと願い続けて来ましたが、とうとう13星霜が過ぎ、女性に特化したドキュメンタリー番組もすっかり姿を消してしまいました。
でもいつの日かきっと、今度は私がそんな番組を復活させようと思っています。女性の、女性による、女性のための番組。日曜日の朝、どこかの誰かが、オレンジジュースの代わりに心のビタミン補給をしてくれるような番組――きっときっと企画したいと思います。13年前の私が「海の向こうで暮らしてみれば」に救われたように、今度は私が誰かに勇気を届けたいのです。希望を贈りたいのです。それはもしかしたら、テレビという概念から飛び出して、全く新しいカタチでの挑戦になるかも知れません。しかし、和紙デザイナーの堀木エリ子さんともお約束した通り、「できないという選択肢を捨てる」ことから始めてみようと思います。「3年以内に堀木エリ子の2時間特番を作る」という遠大なミッションを果たすためにも、何としてもこの1000日以内で女性のドキュメンタリー番組を制作しているという環境を整えなければならないのです!(詳細は、コチラの過去ログをご覧下さい)
眠れる獅子よ、目を覚ませ!――自分の中に地中深く眠っていた夢の原石を掘り起こすことは、とても勇気の要ることです。ましてやそれが、大人になってからの挑戦だとすると尚更。確かに番組制作だなんて、無謀な夢なのかも知れません。しかし、毎年毎年挑戦のバーを高くしながら、自分自身に負荷をかけて来たという自負があります。掘り当てた夢の原石が、正真正銘本物のダイヤモンドかどうかを確かめるためにも、夢の翼を休めるワケにはいかないのです。番組を観てから13年経った今も尚、私の夢の鮮度は決して落ちてはいなかったのですから!それだけ影響力のある素晴らしい番組を作って下さった、プロデューサーの本庄さんに、あらためて心からの敬意を表したいと思います。
とにかく1000日間、頑張ってみます。できるかどうかなんてわからないけれど、なれる保証なんて何一つないけれど、自分自身をひたすら信じて、必ず番組制作という壮大なロマンを実現させて行きたいと思います。応援して下さいね。]]>
暮らしの歳時記
http://musenetweb.exblog.jp/7895380/
2008-01-03T17:08:00+09:00
2008-01-04T11:10:40+09:00
2008-01-03T17:08:55+09:00
musenet
Life
たった一日をまたいだだけなのに、元朝のあの清々しく凛とした空気がたまらなく好き。そこには昨日(去年)とは全く違う、新しい私がいるから。
去年の年末も、「今年の私が一番好き」を更新することができました。
今年の私のテーマは「ていねいに暮らす」。ていねいに“生きる”ではなく、敢えて“暮らす”にこだわってみようと思います。たとえばどんなに忙しくても、自分の生活に四季折々の句読点を打っていくということ。花のある生活。上質な食器の普段遣い。旬の食材を食卓に整える――。いわば、暮らしの中に歳時記を持つということ。そんな豊かな年重ねをして行きたいと願うようになりました。
私の裏ブログをご覧になっている方は既にご存知かも知れませんが、今年からいよいよ4人のプロデューサー集団「8SENSU」として、お仕事をして行くことになりました。プロデューサーのJUK、グラフィックデザイナーのeddie、VisualizerのTETSU-LOW。そして私はディレクターとして、企画・演出部門などを担当しながら、チームのみんなで様々なメディアミックスを仕掛けて行く予定です。
2008年は、サンタクローゼの本領発揮の年になるでしょうか。今年もまた、誰かに必要とされる365日でありますように。 ]]>
サクセスウーマン講座ⅡVol.14開催レポート
http://musenetweb.exblog.jp/7631803/
2007-12-05T03:08:00+09:00
2007-12-05T16:34:21+09:00
2007-12-05T03:08:46+09:00
musenet
サクセスウーマン講座
堀木エリ子さん曰く「よく“天職が見つかっていいね”って言われるんですけど、私、天職が見つかったんじゃないんです。これを天職にする!って決心したんです」と。堀木さんの言葉の中でも、特に私の大好きな言葉。いや「言葉」なんかじゃなくて、「言霊」ですね。一言一言がダイレクトに命に響き、言霊となって跳ね返って行く、まさに対話のドッジボールをしていたかのような90分間でした。
かつて「自身の使命を自覚した時、才能の芽は急速に伸びることができる」と謳い上げた詩人がいましたが、まさに私自身にとっても、「使命」とは一体何なのかを考えさせられ、人生のターニングポイントとなった忘れ得ぬ回となりました。
小さい頃から負けずギライだったと仰る堀木さんは、大人になった今でも「さすがだね」と言われることが何より一番嬉しいんだそう。誰かの“要望”をカタチにするために、全身全霊で応えて行く姿は神々しいまでに壮絶で、他の追従を許さない圧倒的な気迫に満ちあふれていました。それはきっと、大きなご病気も経験され、遺書を書かれる中で突きつけられた孤独感や責任感。そして何より、壮絶な覚悟があったればこそ、あの強靱な堀木エリ子が作られたのだと知りました。まさに「使命」とは「覚悟」の異名であり、「命と引き替えにしても惜しくないもの」。本番中だったにも関わらず、私は何度となく舞台の上で目眩を覚え、カラダが震えて来るのを抑えることができませんでした。まさに前例のないことへの挑戦は、「できない」という選択肢を捨てることから始まるのです。そう身を持って教えて下さった堀木さんに、あらためて感謝の気持ちでいっぱいです。
そんな堀木エリ子さんの「夢をかなえる3つの法則」とは……。
(1)「できない」という選択肢を捨てる。
(どうしたらできるかということだけに集中する)
(2)夢に対して、具体的なイメージを持つ。達成期限を決める。
(3)あらゆる場所で夢を語る。言い続ける。
堀木エリ子さんの「サクセスウーマンの条件」とは……。
(1)利他の精神を持っている人
(常に「何のため」という原点を忘れない人)
(2)幼稚園で習ったことを大人になってもキチンと実践できている人。
(お返事と挨拶ができることが成功への道)
最後に……サクセスウーマン講座は本当に毎回、大勢の皆様のご厚意に支えられて成り立っているイベントです。この場をお借りして、一言ずつ御礼の言葉を贈らせて頂きたいと思います。
まずは今回からご協賛をいただいております、株式会社サリダ・アドの皆様。本当にありがとうございました。大好きな太田社長。このたびは数えきれないほどたくさんの応援をいただき、心より感謝致しております。次回はもっと優雅に運営できるよう、精進して参ります(笑)。平野室長、矢田部長、藤本部長、神谷次長、お忙しいなか舞台裏を全面サポートして下さってありがとうございました。石野さん、素晴らしいデザインの数々ありがとうございました。寝不足大丈夫ですか?岩崎編集長、特集号では大変お世話になりました。大きなチャンスをいただけましたこと感謝致しております。それから11名のインターンの学生の皆さん、本当にありがとう!あなた達にとって、「大人になるためのヒント」が何か一つでもプレゼントできたら、これ以上の歓びはありません。就活頑張って下さいね。
a+uの福田様。休日にも関わらず、作品集の販売をとのワガママを聴いていただき大変にありがとうございました。お陰様で大勢のお客様が喜ばれておられました。collioureの中村くん。素晴らしい楽曲を使わせていただき、ありがとうございました。今年は番組制作などでもお世話になり、まさにあなたの曲に始まり、あなたの曲に終わった一年でした。これからも一緒にお仕事をさせて下さい。Zekiさん、朝イチで静岡からの参戦、ありがとうございました!やっぱりあなたは最高のカメラマンです。これからもチームを組んで一緒に仕事をして行きましょう!二人展も実現させなくっちゃね。おっと、その前に「出前写真講座」もお願いします。ちなぽん、いつも傍に居てくれてありがとう。後片づけでヘロヘロだったはずなのに、そのままオールナイトのCMフェスタまで付き合わせちゃってゴメンね~(笑)。けど、歌舞伎町で過ごした一夜も楽しかったね。懲りずに来年も遊んでね(笑)。エディ、やっぱりTETSUと私の面倒を見れるのはあなたしかいません。TRYATWORKSといい8SENSUといい、私たちは前世3人兄弟だったのかも知れないね。これからももれなく一緒です(笑)。HP、カッコイイの作ろうね。そしてTETSU-LOW。あなたがいなければ、私の夢は始まりません。あなたという大親友の存在があったればこそのサクセスウーマン講座であり、番組制作だから。あなたには何万回「ありがとう」を伝えても伝えきれないけれど、やっぱり言わせて下さい――「ありがとう」。そしていよいよ新しいプロジェクトも始まるね。今までで一番ワクワクしてるよ。まずは27日、思いっきりEXILEしようね(笑)。
サクセスウーマン講座も無事に終え、その一週間後の先日、堀木さんからお招きを受け、横浜で再会させていただいて来ました。横浜の美しい夜景をバックに、一つだけ堀木さんとお約束して帰って来たことがあります。それは恐れ多くも「堀木エリ子の特番を作る」というミッション。しかも「2時間番組!?」。しかも「3年後!?」。……もちろんこれは、今の私にとっては大変ハードルの高い無謀な“オファー”です。できるという保証もなければ、自信だって一つもありません。とにかく「できる」という根拠が何一つないにも関わらず、約束して来てしまったのですよ。大好きな堀木さんに。そして、自分自身に。実は初め、いつまでに実現するの?と堀木さんに聴かれ、小さな声で「では10年後までには……」と答えたところ、こっぴどくお叱りを受けてしまい(笑)、慌てて訂正し直した期限が「3年後」ということになりました。奇しくも今回のサクセスウーマン講座の「夢をかなえる法則」第1条の「できないという選択肢を捨てる」という項目と、第2条の「夢に対して、具体的なイメージを持つ。達成期限を決める」という項目をさっそく実践させていただいたカタチとなった次第です(笑)。でもよくよく考えてみると、3年後って、あと1095日しかないじゃないですか!うわ~、ビックリ!これはタイヘン!今日から一日もムダにはできませんね。でも、絶対に叶えてみせます!この仕事を「天職」にするって、たった今「決心」しましたから。
実は来年から、4人のプロデューサーズ集団の一員として仕事をして行くことになりました。TETSU-LOWとeddie、そしてクリエイティブディレクターのJUKさんとの4人チームです。今後、色々な業界のクリエーターやアーティストのプロデュースをはじめ、様々な企業とのコラボを縦横無尽に仕掛けていく予定です。もちろんアジアにも進出して行きますよ!って何だか、臆面もなく夢を宣言している私(笑)。でも確かにこうして、アファメーション(「宣言=公言」)することで、ある意味覚悟が決まり、あの有限実行の代名詞でもある水泳の北島康介選手のように、人生の「金メダル」を獲れるような気がして来ました(笑)。そしてこれ自体が、堀木エリ子さんの夢をかなえる方程式そのものでもあるのです。彼女の夢をかなえていく速度は、とにかく半端じゃないですからね。
「Affirmation」――肯定的な断言をすること。個人的な誓約をすること。皆さんもよかったら、どんどん「夢宣言」=アファメーションしてみて下さいね。
追伸/裏ブログ「次屋妙子のサプライズ☆ラボ」で、堀木エリ子さんとのツーショット写真を掲載しています。ぜひコチラにも遊びにいらして下さいね。]]>
インフォマーシャル
http://musenetweb.exblog.jp/7264723/
2007-10-26T23:46:00+09:00
2007-10-27T19:26:10+09:00
2007-10-26T23:46:32+09:00
musenet
サクセスウーマン講座
懲りずにアクセスして下さっている多くの読者の皆様に心から感謝すると共に、この場をお借りして、私のこの激しい「怠慢ぶり」をお詫びしたいと思います。本当に申し訳ありませんでした。
実はワタクシ、「裏ブログ」も営んでおりまして(笑)。(……って、こうして公表している段階で、既に「裏」ではなくなってしまっているような気もしますが)。
もうどっちが「表」で、どっちら「裏」なのかはわかりませんが、少なくともコチラのブログよりは更新頻度が高いと思います。よかったらその「秘密の裏ブログ」の方にも遊びにいらして下さいね(笑)。
さて……。いよいよ、1ヶ月後に迫ったサクセスウーマン講座の準備も大詰めです。実は先日も帝国ホテルにてビッグ対談を企画。今回からサクセスウーマン講座のスポンサーになっていただいている株式会社サリダ・アドの太田社長と、今回のゲストである和紙デザイナー・堀木エリ子さんとの夢の語らいをセッティングさせていただくことができました。その時の模様は、11月に雑誌に掲載されます。今回は私が、対談記事と写真を担当させていただきす。どうぞお楽しみに!
それからサクセスウーマン講座当日、お手伝いをしていただく運営スタッフの皆さんも募集させていただいております。今回は、15名限定でインターンシップの学生さん達が対象。堀木さんのお話を間近で聴けるチャンスです。学生の皆さん、ふるってご応募下さいね。応募要項はコチラです。
そしてつい先日。パートナーのTETSU-LOWと二人でサクセスウーマン講座の「インフォマーシャル」を制作して参りました。今回もYouTubeで先行上映しています。イベントも映像も「運命をデザインする方法」「チャンスをデザインする方法」「未来をデザインする方法」――と題して構成させていただきました。
堀木さんのサクセスストーリーは、とにかくハンパじゃありません。一人でも多くのお客様にお聞きいただきたい内容です。何を隠そう、この私も5年前に初めて堀木さんとお逢いさせていただき、根こそぎ人生観が変わりました。「夢をかなえる方法」が明快になり、「夢をかなえる速度」が確実に早まります。男性のお客様も大歓迎です。「天空の教室」へのご来場を心よりお待ち致しております。
YouTubeでのインフォマーシャルはコチラからどうぞ。
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サクセスウーマン講座ⅡVol.14のお知らせ
http://musenetweb.exblog.jp/7071019/
2007-09-28T20:47:00+09:00
2007-09-29T12:04:57+09:00
2007-09-28T20:47:43+09:00
musenet
サクセスウーマン講座
「夢への挑戦に手遅れはない」――サクセスウーマン講座は“何かを始めたい”女性たちを応援する、トークショー形式のサロン講座です。
11月の霜月の章では、銀行員から「転職」し、文字通り「天職」を手に入れられた和紙デザイナー堀木エリ子さんの知られざる素顔に迫ります。あの世界的チェロ奏者、ヨーヨー・マ氏の舞台美術も手掛けられたという堀木さん。世界を舞台に活躍するトップクリエーターでありながら、前例のない仕事を次々と手掛けて行く経営者でもあり――そんな2つの顔を使い分ける彼女のサクセスストーリーとは?「運命を味方に付ける方法」や「チャンス&出逢いをデザインする方法」など、サクセスウーマン講座ならではの切り口で、様々なお話を伺って参ります。トークショー終了後には、美味しいお酒と共にお楽しみいただく、堀木エリ子さんを囲んでのサロン交流会(お名刺交換会)もございます。もちろん、男性のお客様も大歓迎!皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
Salida presents サクセスウーマン講座Ⅱ Vol.14 トークショー
『銀行員から和紙デザイナーへ――堀木エリ子が語る「天職」の見つけ方』
【和紙デザイナー堀木エリ子×Taeko】
◆History:「私」に誇りを持つための「転職」――運命をデザインする方法
◆Work Style:前例のない仕事への挑戦――チャンスをデザインする方法
◆Future:暮らしの中で使われてこそ文化――未来をデザインする方法
◆日時:2007年11月24日(土) 13:00~15:00
◆会場:六本木アカデミーヒルズ49(六本木ヒルズ森タワー49F)
◆料金:5000円(サロンお飲み物&お土産付き!)
◆協賛:サリダ・アド株式会社 / ニッカシードル
◆企画制作:ミューズNETプランニング
◆映像制作: TRYATWORKS
◆サクセスウーマン講座のお申し込みはコチラから。
定員になり次第、締め切りとさせていただきます。
◆ゲスト:和紙デザイナー堀木エリ子さん
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ミルコのひかり
http://musenetweb.exblog.jp/6983539/
2007-09-17T01:50:00+09:00
2007-09-17T19:32:08+09:00
2007-09-17T01:50:00+09:00
musenet
Movie
「希望」を胸いっぱいに吸い込みたくなった時、決まって観たくなる映画があります。それは『ショーシャンクの空に』。二十代の頃から年間百本の映画を観ることを自身に課して来た私にとって、未だに不動のNo.1がこの映画です。一度観た映画は滅多に繰り返して観ることがありませんが、この映画だけは特別で、かれこれ数十回は観ているでしょうか。その他にも、「希望」を即座に摂取したい時には、こんな“サプリメントMOVIE”がお薦めです。『ホセ・リサール』とか『ザ・ハリケーン』とか『アポロ13』とか『サラフィナ』とか。そしてつい先日も、また新たな一本が私の「希望のリスト」に殿堂入りを果たしました。現在渋谷で公開中のイタリア映画『ミルコのひかり』。この日は午後のMTGの前に、寝不足を押して朝イチで映画館へ。私の“映画鑑賞三大美学”については、コチラの過去ログをどうぞ。
『ミルコのひかり』は、不慮の事故で視力を失った映画好きの少年の、奇跡の再生物語。現在、イタリア映画界の第一線で活躍しているサウンドデザイナー、ミルコ・メンカッチ氏の少年時代の実話だそうです。
まさに、Fact is stranger than fiction――私はミルコから、「良質の出逢い」が人生を変え、「希望」こそが人生を切りひらく源泉なのだと教えられました。
自分の才能をいち早く見出してくれた恩師との出逢い。たとえミルコが目が見えないとわかっていても、彼の人間性に惹かれ、音の世界に魅せられていく少女。転校生のミルコに影響を受け、共に音を作るという楽しみに目覚めていく盲学校の少年達。そして、変わらずに降り注がれる両親の愛情。物語は一貫して“人の出逢い”に焦点が置かれ、心と心の交流がそれは丁寧に描かれています。
そしてそれを彩っているのは、子ども達のイマジネーションに富んだ音の世界。プロの音響技師顔負けの創意工夫で、雨音や、蜂の羽音、木々のざわめきなどを次々にテープレコーダーに録音していくシーンは圧巻です。思わず私自身も目を閉じ、暗闇の中で「耳」だけで映画を観るシーンが何度もありました。
そう言えば私自身も幼い頃、弟と二人で色々な音をカセットテープに納め、何種類もの声色を使っては物語を録音していたっけ。そして両親の誕生日になると、障子の向こう側からライトを当て、即席の芝居小屋を作り、得意げになって「影絵劇」を披露したものでした。――そんな記憶と相まってか、映画を観ていたら涙が後から後からあふれて止まりませんでした。亡き父を想い、そしてどんな時でも私の夢を一番に応援してくれていた優しい母を想い出して。ミルコは私自身でもあったのかも知れません。
「希望」を決して手放さない――。これはなかなか勇気の要ることです。でも、自分を自分であきらめない限り、夢はきっと次の扉を開けて待ってくれているはず。自分に才能があるかどうかなんてわかりません。でも、私には私にしかできないことがきっとある。私だからこそできることがきっとある。いつもそう信じて前に進んで来ました。そしてまた、そんな私を信じ、待ってくれている人達がいるのです。その人達のことを思うと、希望がカラダの中を吹き渡って行きます。
いつもクリエーター仲間に宣言していることがあります。それは「信頼を決して裏切らない。でも、期待はプラスの方向にどんどん裏切ってみせるからね」――。
いい映画は私にとって、かけがえのないメンターです。]]>
和紙巡礼
http://musenetweb.exblog.jp/6953899/
2007-09-13T01:40:00+09:00
2007-09-13T23:15:09+09:00
2007-09-13T01:40:04+09:00
musenet
Work
ペニンシュラホテルの撮影の後は、そのまま六本木へ。ギャラリール・ベインで開催中の『堀木エリ子展』へ行って来ました。昨日が初日ということで、堀木さんご本人からオープニングパーティーへのご招待をいただいたのです。分刻みでお忙しいはずなのに、わざわざ私たちのためにお時間まで作って下さり、パーティーの始まる直前まで撮影とロングインタビューに丁寧に応えて下さいました。その凛とした佇まい。打てば響くような聡明な物言い。5年前に初めてお目にかからせていただいて以来、ずっと憧れ続けて来た女性です。実はこの堀木エリ子さんに、次回のサクセスウーマン講座にゲストとしてご出演いただけることになりました!そのための密着取材が先月から始まっているのです(笑)。
先月末、京都へ出張に赴いたのも、堀木さんにお目にかかるためでした。
翌日のNYのお仕事をずらしてまでも、ワタシの取材の時間をこじ開けて下さった堀木さん。実はワタシのプランナーズスクール時代の「恩師」でもあるのです。特別講義で堀木さんの授業を受講させていただいたワタシは、いつの日か自分がイベントを主催するようになったら「世界の堀木エリ子」をお呼びできるようになりたい!と、このとき深く心に誓ったのです。
六本木ヒルズで「サクセスウーマン講座」を旗揚げしてより3年――。ずっと堀木さんにご出演いただきたくてラブコールを送って参りましたが、なかなかタイミングが合わず、やはり「世界の堀木エリ子」をお呼びするには時期尚早なのかと、諦めかけたこともありました。しかしこうして懲りずに願い続けていると(……というよりも念じ続けていると)本当に夢は叶うのですね(笑)。あまりにも幸運な「夢の奇跡=軌跡」に、いま心から感謝の気持ちでいっぱいです。
京都太秦にある堀木さんのオフィスで拝見させていただいた、数十枚にも及ぶ美しい和紙たちの彩。横2.7㍍×縦2.1㍍の大判和紙の裏側から一枚一枚照明をあて、その微妙な色合いの変化を楽しませてくれるという独特のサービスは、さながら「大人版紙芝居」といったところ。そこには間違いなく、本場京都でしか味わうことのできない四季折々の光の“和らぎ”があり、障子の向こう側に感じる“気配”や、静かに傾いていく陽の光の“移ろい”などが見事に再現されてありました。ワタシにとっては、どんな京都の名所巡りも適わない本物の「京都巡礼の旅」を、堀木さんの和紙を通じて堪能させていただくことができたように思います。
取材初日を大金星で終えた私は、夕方から一人で祇園の街へ。
地図の全く読めない私が、京都の親切な人達に助けられながら、有名な甘味処にたどり着き、無事名物の宇治金時にありつけた時の感動と言ったらありません(笑)。オマケに一人ご飯が大の苦手な私が(過去ログ参照)、よりによって豆腐懐石で知られる老舗の料亭にも潜入!本場の京懐石に挑戦して来ることで、ちょっぴり大人になれたような気がしています(笑)。夜は温泉に入ってぐっすり休みました。
翌日、京都ホテルオークラで堀木さんと再会。
「世界の堀木エリ子」を、この瞬間、この私が「独占」しているのだと思うと自ずと背筋が伸び、堀木さんの言葉を一言ももらすまいと全身「耳」になっての体当たり取材が始まりました。結局取材は、制限時間いっぱいの2時間半にも及び、私は涙と鼻水でぐしょぐしょになりながらも必死にディクテーションを続けていました。堀木さんのお話があまりにも素晴らしくて、心が震えて仕方がなかったからです。「使命」とは一体何なのか、「天職」を見つけるためにはどうしたらいいのか、「自分自身に生きる」とは一体どういうことなのか。クリエーターでもあり、経営者でもある堀木さんは、虫の目と鳥の目の両眼を使い分けながら、常にご自身の未来を俯瞰しておられます。一銀行員から、日本を代表する和紙デザイナーへの無謀とも思える転身。それはまるで1本の上質の映画を観ているような奇跡の軌跡でした。大きな病気も克服され、文字通り命がけで仕事をされている堀木さんに、私はあらためて「使命に生きる」覚悟を教えていただいたように思います。今回の京都の旅で、私は「私」を見つけて帰って来ることができました。
堀木エリ子さんをゲストにお迎えする次回のサクセスウーマン講座は、11月24日(土)午後1時開演の予定です。会場はお馴染みのアカデミーヒルズ49Fにある「オーディトリアム」。お申し込み受付は、まもなくスタート致します。今しばらくお待ち下さいね。とにかく、一人でも多くの皆様に堀木さんのお話を聴いていただきたい!いま、そんな使命感に駆られています。
『使命とは、「命を使う」と書く。「命」と「引き替え」にしても惜しくないもの。それが「使命」とも言える』――この桂冠詩人の言葉こそ私の座右の銘。命と引き替えにしても惜しくないもの、私はようやくこの年になって見つけることができました。]]>
不都合な真実
http://musenetweb.exblog.jp/6818618/
2007-08-27T22:47:00+09:00
2007-08-29T21:54:57+09:00
2007-08-27T22:47:50+09:00
musenet
Movie
アメリカの元副大統領アル・ゴア氏が長年にわたって取り組んでいる、環境問題に関するスライド講演の模様を追ったドキュメンタリーフィルムです。
久しぶりに打ちのめされる思いがしました。やはり真実を切り取った上質の「ドキュメンタリー」ほど魂を揺さぶられるものはありません。この1時間半に渡る「ゴア大学」は、あらゆる意味において私を根こそぎ覚醒させてくれました。
既に世界各地で、1000回を超える講演活動を行っているというゴア氏ですが、単なる“政治屋”としてのパフォーマンスだったら、これほどの回数は重ねられないに違いありません。この余りにも勇敢な彼の行動力に、私は久しぶりに本物のヒーローを見たような思いがしました。文字通り、命がけの彼の姿を見て、私の中の何かが弾け飛んだのです。
時に地球規模の環境問題は、気の遠くなるような「絶望感」との闘いでもあります。「もう何をやってもムダだ」「自分くらいいいだろう」――。そんな悪魔のささやきこそ、地球を壊して行く根元なのではないでしょうか。かつての大統領選では敗れたものの、自分の信念には決して屈することのなかったゴア氏。この孤高の人に、心ない非難中傷の矢など終ぞ刺さることはありませんでした。もはや一つずつ街を周り、一人ずつと対話をしていくしかないと覚悟を決めた彼は、ひたすら「人間」を信じ、「人間の良心」に訴えかける草の根の対話運動を展開して行ったのです。そして今、そんな彼の地道な闘いが燎原の火の如く全世界に広がり、一人ひとりの意識を変え始めたと言われています。もちろん、この私もその一人。決死の覚悟で立ち上がった人を見ると、勇気って伝染するものなんですね。そこからきっと変革が起こり、歴史が動いて行くのだと思います。
ネルソン・マンデラも、マハトマ・ガンジーも、マーティン・ルーサー・キングも、ヘレン・ケラーも、ワンガリ・マータイも、ヘイゼル・ヘンダーソンも、みんなみんな「不可能」と思われて来たことと闘って来た人たち。「お前には絶対に無理だ」と言われて来たことをやってのけて来た人たち。これらの大人になってからあらためて出逢った「不屈の闘志」たちには、格別な磁場が備わっていました。
中でも「もったいない」で知られる、ノーベル平和賞受賞者のケニアの環境副大臣ワンガリ・マータイ博士は、母校のナイロビ大学の講演会で学生達にこう呼びかけたといいます。「ただ傍観して不平を言っていてはいけません。あなた方は“誰か”が行動を起こすのを待っているのでしょうか。行動を起こさなければならないのは、まさにあなた自身なのです」と。「未来を変えたいなら、今から!自分から!」――マータイ博士はこの言葉通り、気高い精神性に裏付けられた勇気ある行動で私たち女性を鼓舞し続けてくれました。事実彼女は30年前に、たった7本の苗木を植える事から行動を起し、環境保護と住民の生活向上を目的としたNGO「グリーンベルト運動」を創設。この市民運動には、女性を中心とした約10万人が参加し、アフリカ各地に3000万本にものぼる苗木が植えられたと伝えられています。
そう言えば今、日本広告機構のCMでも『「しってる」から「してる」へ』――というコピーが流れていますが、「傍観者」ではいけないということを、的確に表現している素晴らしいキャッチだと思います。実はいま私も「自分発」で何かを始めようと思い、2つ挑戦をしていることがあります。一つは買い物に行く時必ずエコバックを持って行くこと。そしてもう一つは、本屋さんに行ってもブックカバーを断るようにしていること。実はこのブックカバー、ちょっと素敵な方法で手作りしているんですよ。随分前の過去ログでもご紹介させていただきましたが、すべて雑誌のリサイクルなんです。自分でもとっても気に入っているプチエコの活動。よかったら真似して下さいね(笑)。ブックカバーの作り方は、コチラをCheck it out!
『不都合な真実』――この素晴らしい映画を観た以上=地球の現状を知ってしまった以上、「ゴア大学」の卒業生として、私も私にできることから「EARTH AID」の活動を始めたいと思います。一人でも多くの人にこの映画を観てもらうためにも、まずは様々なカタチでイベントを展開して行こうかな。そしていつの日か、私自身もこんな風に誰かの心を根こそぎ変えられるような上質のドキュメンタリー映像を作れるようなディレクイターになりたいです。
最後に「エゴ」から「エコ」へ――エゴを脱却するための戒めの言葉として2人の賢人の言葉を自分自身に贈りたいと思います。「信念に絶望の余地などない。エゴに打ち勝った時、初めて恐怖は消える」(マハトマ・ガンジー)。「思いやり――それは他者への憐れみではない。偏見とエゴイズムに縛られた、自分自身からの解放なのである」(桂冠詩人)。]]>
リヤドロな恋人たち
http://musenetweb.exblog.jp/6796877/
2007-08-24T22:59:00+09:00
2007-08-25T10:47:00+09:00
2007-08-24T22:59:16+09:00
musenet
Maxim
仕事机にも長年可愛がっているリヤドロのエンジェルが居て、いつも優しく私を見守ってくれているのですが、この何とも言えない愛らしい表情を見ているだけで思わず顔がほころんでしまいます。絵画だったら、ルノワール。音楽だったら、ドビュッシー。どれも私の大好きなものばかり。優しくて、穏やかで、そしてどこかちょっぴり切なくて――。
今日MTGの帰途、池袋のジュンク堂へ本を買いに行く途中、百貨店のショーウィンドウに大好きなリヤドロがディスプレイされているのを見つけました。私は「うわー」っと駆け寄りながら子どものようにガラスケースに顔を近づけて、随分と長い時間リヤドロの恋人たちを眺めていました。何だか見ているだけで、音楽が聞こえて来そう。と同時に、私の頭の中では既に物語がどんどん膨らんで行きます。このリヤドロの恋人達を見ていたら、こんな詩を想い出してしまいました。
Without you,the ground thaws,
The rain falls,the grass grows.
Without you,the seeds root,the flowers bloom,
The children play.The stars gleam,the poets dream,
The eagles fly,without you.
The earth turns,the sun burns,
But I die,without you.
Without you ,the breeze warms,
The girl smiles,the cloud moves.
Without you,the tides change,
The boys run,the oceans crash,
The crows roar,the days soar,
The babies cry,without you.
The moon glows,the river flows,
But I die,without you.
あなたがいなくても、地面の雪は溶け、
雨は降り、草は育つ。
あなたがいなくても、種は根付き、花は開く。
子ども達は遊び、星はきらめき、詩人は夢をみて、
鷲は羽ばたく。あなたがいなくても。
地球は周り、太陽は燃える。
でも私は死んでしまう。あなたがいなければ。
あなたがいなくても、あたたかなそよ風は吹き、
少女達は笑い、雲は流れる。
あなたがいなくても、潮は満ちて引く。
少年たちは駆け回り、海は波を砕かせる。
観衆は叫び、人生は高揚し、
赤ん坊は泣く。あなたがいなくても。
月は輝き、川は流れる。
でも私は死んでしまう。あなたがいなければ。
――これは、私の大好きな詩です。
ショーウィンドウのガラス越しに聞こえたリヤドロの恋人達の音楽――それはワタシにとって、ミュージカル映画『Rent』の中の挿入歌、「WITHOUT YOU」だったのです。『Rent』は、優しい気持ちになれる素敵な映画。この週末にでも、ぜひご覧になってみてはいかがですか?
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プロマーシャル!
http://musenetweb.exblog.jp/6754673/
2007-08-19T16:01:00+09:00
2007-08-19T16:44:24+09:00
2007-08-19T16:01:06+09:00
musenet
Movie
起用アーティストは、ASIAN2という歌のめちゃくちゃ巧いバンド。CM内で流れているのは「Country Road」という曲で、ドライブにぴったりな音楽です。いっぺんで彼らのファンになってしまいました!早速ダウンロードして、私の携帯の着うたにしたいと思います。何とこの映像と音楽、4社タイアップによるCMとプロモーションビデオとのコラボなんだそう!先程私の観た不思議な映像は、SUBARUの「FORESTER」と、スミノフアイスのお酒のCMだったというワケ。とにかく、すっごくカッコいいです。是非一度、コチラを観てみて下さい!
この新しいメディアミックスを「プロマーシャル」と呼ぶのだそうですが、プロモーションビデオ(以下PV)とコマーシャル(以下CM)を掛け合わせた造語だそうで、通常のPVに企業のCMを自然な形で融合させることにより、PVの世界観をいかした映像美と音のクオリティを体感できるCMが完成するんだとか。PVとCMの融合により、見せるCM、楽しむCMをつくり、スポンサーのターゲットに対し、より訴求効果をもたせることを目的としているのだそうです。この仕掛け人は、PV+プロマーシャル監督の川村ケンスケ氏。また一人、私の仕事の神様が増えました。
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